こないだアプリでマッチングした人、長男なんだよね…
長男って、結婚したら何となく大変そう。
実際のところ、どうなのかな?
最近は長男でもそこまで大変じゃないよ!
でも、不安になることもあるよね。
今回は、長男と結婚した人の声や実際に結婚する上で大変なことを調べたよ!
長男と結婚すると相手の両親との関係など、いろいろな面で『大変』と感じるので避ける女性は多いものです。
しかし長男と結婚することで得られるメリットもあるので、長男だからと結婚相手から除外するのはもったいないと言えます。
今回は長男との結婚を避けられがちな4つの理由と、長男と結婚することのメリットを3つご紹介するのでぜひ参考にしてくださいね。
目次
結論:長男との結婚は大変?
お付き合いをしている男性が長男とわかると、「この人と結婚したら大変そうだな…」と感じる女性は少なくありません。
相手が長男だと後継や両親との同居など、次男にはない問題がありますから、面倒に感じると避けたくなるでしょう。
しかし長男と結婚すると得られるメリットもあります。
長男だと悪いことばかりではないので、「長男以外」と結婚相手に求める条件から除外するのはもったいないもの。
長男のメリット・デメリットを知ってから、それでも長男は避けたいのかを考えてみましょう。
長男との結婚したくない女性は3人に1人!意外と多い?
実際、長男との結婚を避ける人は結構多いのかな?
長男との結婚を「ためらう」と答えた人は3割以上。
思った以上に多いかも…
先ほど『長男を避ける女性は多い』と説明しましたが、具体的にはどれぐらいの割合の女性が長男とは結婚したくないと考えているのでしょうか。
お相手が長子(長男・長女・一人っ子)だったら結婚をためらいますか?
男性 女性 すごくためらう 1% 1% 少しはためらう 10% 35% あまり気にならない 45% 47% まったく気にならない 43% 14% その他 1% 3%
IBJによる婚活総研の資料によると、相手が長男の場合に結婚をためらう女性は36%、つまり3人に1人以上の割合いることがわかります。
3人に1人という割合は決して少なくないので、『結婚するなら長男以外』と考える女性は多いと言えるでしょう。
結婚は他人との共同生活ですから、普通に生活するだけでも大変と感じるシーンがたくさんあります。
さらに子どもが生まれると、家事のほかに育児をしなければなりませんし、子どもの手が離れるまで10年以上も忙しい日が続くもの。
それに加えて長男ならでは問題を抱えるとなると、女性側にとっては負担が増えることを恐れて避けたい気持ちになるのです。
【口コミ】やっぱり大変?長男と結婚した女性たちの声を聞いてみた
では次に、実際に長男と結婚した人の声をTwitterで調査してみましょう。
次は甥っ子が出来る模様。歴史ある家の長男と結婚すると大変よな。
— アニマルアイコンのおじさん (@hiiiihaaa) February 11, 2020
こちらの方のツイートを見ると、長男でさらに『歴史がある家』だとさらに大変だということがわかります。
長男と結婚したから、同居は覚悟していた。はず。
でもやっぱり直前になるとちょっと…同居ブルー?— はづき (@Uko80113225) January 24, 2020
長男かどうか確認するだけでなく、相手の家柄も事前に確認したほうがよいかもしれません。
長男との結婚が大変だとわかっていても、あまりの重圧に直前になると『同居ブルー』になる人もいるようです。
同居が嫌ならなんで長男と結婚したんだよって言われそうですけど、じゃあ逆に、その人個人に惹かれて好きになって相思相愛になったのに、長男だからとか同居だからとか、そんな理由で結婚しないっていう選択をするべきだったのかな。
長男なんだからって言葉、大嫌い。— 冬鍋子 (@pIv2tOG6rVug0Ag) June 29, 2020
長男の嫁は絶対に長男実家に同居して長男家族の介護をしなあかんのかよ。
おかしい。ただ結婚した人が長男なだけであって、長男の家族と結婚したんじゃない。嫁にもらったなんで考えられたら困る。旦那の嫁じゃなくて旦那が面倒みてよ。— misa (@Miravissntvv) April 6, 2017
両親が若くて元気なときはよいですが、やはり介護が必要となると気持ち的にも体力的にも大変な思いをすることでしょう。
長男と結婚するときは、相手と自分の両親が歳を取ったときのことまで視野に入れる必要がありそうです。
これらのツイートを見ると、予想どおり長男と結婚して大変な思いをしている女性はたくさんいることがわかりました。
なぜ?長男との結婚を避ける女性が多い理由4つ
やっぱり長男との結婚って大変そう!でも、皆なんでそんなに避けてるんだろう?
私もよく分からなくなってきた…
やっぱり多いのは「同居」とか「介護」の問題かな。
長男と結婚するのは大変なのでためらう女性が多いことはわかりましたが、具体的にどのような理由から長男との結婚を避けるのでしょうか?
大変というだけではしっくりこない人もいるでしょうから、理由を4つにまとめてご紹介します。
あなたが長男との結婚を迷っているなら、一度目をとおしておくのをおすすめします。
1.同居や後継ぎを求められそう
1つ目の理由は『同居や後継ぎを求められそう』というものです。
『お嫁さんに私達のところへ来てもらう』という考え方をする義実家や、家業を営んでいる場合、長男だからという理由で同居を求められることも少なくありません。
自分の両親と同居するのとはまたわけが違うので、姑をはじめ相手の家族に気を使いながら生活をするのは息苦しいと感じる女性は多いものです。
夫の両親との同居を避けたいと思うと、確率が高い長男を避けるのでしょう。
同居が嫌なので断るというのも簡単ではありませんよね。
仮に断れたとしても、そのあとの関係がぎくしゃくする可能性もあります。
同居をせず、夫の両親とも仲の良い関係を保ちたいと考える人は、長男ではなく次男や三男を結婚相手に選ぶのです。
2.義両親の介護問題
介護はそりゃ必要だろうけど、長男だからってしなきゃいけないのが辛いよ(泣)
長男夫婦だけに負担がかからないようにしたいよね
2つ目の理由は『義両親の介護問題』です。
近ごろは親の介護はどうするか、家族全体で話し合うケースもありますが、長男の嫁という理由で介護を求められる場合もまだまだあります。
自分の両親の面倒も見る場合、一度に何人もの介護をしないといけないだけでなく、自分の家の家事・育児もあるので負担が増えるのは間違いないでしょう。
介護を頑張れば遺産の一部をもらえることもありますが、難しいことが多いですし、それ以上に介護が大変なので割にわないことも。
自分の親の介護だけでも「大変」「誰かと分担しないと無理」と答える人が多いので、義両親の介護まで、というのは避けたいと思うのも無理はありません。
義両親の介護を避けるには長男と結婚しないのが効果的です。
3.親戚付き合いに気疲れしそう
3つ目の理由は『親戚付き合いに気疲れしそう』です。
生まれた順番で家長が決まるような家庭では、昔ながらの親戚付き合いを続けていることが多いもの。
そうなると冠婚葬祭などで準備の手伝いをさせられるだけでなく、年末年始以外の大型連休などその都度集まったりもするので気疲れしてしまいます。
自分の両親や親戚なら慣れ親しんでいるので気を使わないでしょうが、夫の親戚となると「よく思われなければ」との気持ちもあるので、いつも以上に気を張ってしまうもの。
年末年始の数日や冠婚葬祭のときに出席する程度ならよいですが、それ以上となると女性の気持ちの負担が大きくなるので、『やっぱり長男は辞めておこう』となるのでしょう。
4.田舎特有の慣習・しきたりになじめない
お盆に年末年始、地元のお祭りとか…やる事が多すぎるよ~!
お中元のお返しとかもあるし、年賀状は未だに送る人が多いみたいだし…
4つ目の理由は『田舎特有の慣習・しきたりになじめない』というものです。
夫の実家が田舎だとお正月やお盆に行事ごとに参加しないといけないなど、田舎特有の慣習になじめず、大変な思いをしそうというイメージを持っています。
都会に住んでいる女性だとそういった行事には参加しないで育ってきたケースもあるので、ギャップがあり「気疲れしそう…」と思うのです。
また、田舎だと「長男の嫁は男の子を産んで一人前」など、古い考えが当たり前になっているケースもあります。
出産に関してはもちろん自分ではコントロールできません。
性別もわかりませんし、もしかすると不妊に悩むかもしれないですよね。
それなのに「男の子を産むのが当たり前」と思われたらどうしようと不安に感じる人は、長男との結婚を避けたがります。
ここを見よう!長男と結婚するときに気をつけるポイント
もちろん、長男と結婚をするのは絶対に辞めたほうがいいというわけではありません。
ただし避けるべき理由や実際に長男と結婚した人の意見からもわかるように、軽い気持ちで結婚を決めると、あとあと大変な思いをすることもあるのが事実。
そのため、これからご紹介する『気をつけるポイント』をもとに、事前に相手と話し合いなどをおこなってきましょう。
そうすれば離婚など最悪のケースは防げるはずですよ。
同居の有無は必ず話し合っておく
ここは一番気になる所だよね!
結婚後にひっくり返すのはかなり大変。
結婚する前、出来れば婚約前に「同居をするのかしないのか」を話し合っておこう!
嫁にとって義両親との同居はストレスになることも多いので、結婚前には必ず同居の有無について話し合っておきましょう。
同居が前提でも二世帯でもいいのか、徒歩圏内ではだめなのかなど、気になる点は事前に確認しておくことが結婚後のトラブルを防ぐために大切な点です。
ひとくちに『同居』と言ってもいろいろなスタイルがあります。
たとえば二世帯は同居とは思わないというのが旦那の考えなのに対し、女性側は『同居=二世帯』だと考えていると、お互いの思いに差が出てきますよね。
結婚後にトラブルになると「やっぱり長男はやめておけばよかった…」と後悔する可能性もあるので注意しましょう。
相手が家業を継ぐ可能性があるか確認しておく
義実家が家業を営んでいる場合は、継ぐ可能性があるかを確認しておきましょう。
可能性がある場合は、自分は家業を手伝わないといけないのか、今の仕事を続けられるのかなど、細かく話し合っておく必要があります。
家業を手伝うとなると、自分の家の家事・育児にプラスで負荷がかかりますよね。
はじめての家事・育児は人によって「かなり大変」と感じる場合もあるので、そうなると家業の手伝いどころではなくなる可能性も。
そうなると「嫁が手伝ってくれない」「家業に無関心」などと言われ、義両親との仲が気まずくなる危険性もゼロではありません。
義実家のしきたりや慣習があれば教えてもらう
お義母さんから、うちのしきたりだからチャペルの結婚式はやめてくれって…そんなことある!?
古いしきたりを守る家も、未だにあるんだよね…
お正月は必ず家族で出かける、お盆はみんなでお墓参りに行くなど、義実家のしきたりや慣習があれば、結婚前に教えてもらうと「こんなはずじゃなかった」と後悔するのを防げます。
しきたりや慣習は家庭によって違うので、教えてもわらないとわからない部分が多いもの。
たとえばお墓参りへ全く行かない人は少ないでしょうが、「夫婦または家族で行けばよい」「親戚全員でお盆へ行くのが普通」というように、誰とどう行くのかの考え方に差があります。
ですが、事前にきちんと教えてもらえば、それを含めて長男との結婚を考えられますよね。
そのため、一度しきたりや慣習について話し合っておくことは、円満な夫婦関係を続けるのに欠かせないことと言えます。
いいこともある?長男と結婚するメリット3つ
なんだか長男との結婚に希望が持てなくなってきちゃった。
本当にメリットなんてあるの?
そ、そんなこと言わないで!
子供が産まれたりしたら、やっぱり頼りになるんだよ!
ここまでで「長男と結婚するのはやっぱり大変」「事前にいろいろと確認しておくのが面倒だな」と、長男との結婚にあまりいいイメージを持たなかった人もいるかもしれません。
しかし、長男との結婚は悪い点ばかりではなく、もちろんメリットもあります。
長男との結婚をまだ迷っているという人は、メリットを知ったうえで再検討すると失敗を防げますよ。
優しくて責任感の強い男性が多い
長男って、やっぱり責任感のある人が多いのかな?
下に兄弟がいる場合は特にそうだと思うよ!
1つ目のメリットは『優しくて責任感の強い男性が多い』というものです。
長男は下の兄弟の面倒を見ることも多く、まわりに期待されて育っています。
そのため、優しくて責任感が強い男性が多いのが長男の特徴です。
結婚は他人同士が長い間生活をともにするので、優しさがないと成り立ちません。
お互いが支え合い、思いやりを持って生活していくには、優しさのある長男を選ぶのも一つの方法です。
また、責任感がある男性だと、仕事が忙しいときに愚痴ばかりこぼすのではなく、「俺が家族を支えるために頑張らないと!」と強い意志で働いてくれるかもしれません。
義両親の援助が得られやすい
2つ目のメリットは『義両親の援助が得られやすい』というものです。
義両親の家で同居をすると持ち家をもらうことになるので、住宅ローンを組まなくてよくなり、家賃代やローン代などが浮きます。
また、長男は家計を継ぐ大切な存在なので、家のリフォーム代や子どもの教育費などを援助してもらえる可能性が。
結婚して子どもが生まれるとたくさんのお金が必要になります。
2人だけで稼ぐとなると、お給料によっては毎日遅くまで働かないといけない場合もありますよね。
そのような場合は長男を選ぶと義両親からの援助によって、働く時間が短縮できるかもしれません。
子どもを人一倍可愛がってもらえる
確かに、長男家の子供となったら絶対可愛がられそう!
子供を預かって貰えるだろうし、子育てが少し楽になる可能性も高いよ!
3つ目のメリットは『子どもを人一倍可愛がってもらえる』というものです。
姑にとって長男の子供は特別な存在なので、人一倍可愛がってもらえる可能性が高いと言えます。
家が近い、または同居の場合は、子どもを快く預かってくれたり、洋服やおもちゃなどを買ってもらえたりもするでしょう。
子どもを預かってもらえるというのは、夫婦にとって大きなメリットのはずです。
たまには2人きりで出かけたいときもあるでしょうが、知人に預かってもらうのはなんとなく気が引けますよね。
義両親なら可愛がってくれるので頼みやすく、よく知っている人なので安心できるのではないでしょうか。
まとめ:気にしすぎないで!長男のありかたは変わりつつある
長男と結婚すると後継や同居の問題などがあり、大変で避けたいと思う人もいるかもしれませんが、長男のありかたというのは年々変わりつつあります。
長男でも同居しないケースや、後継を次男に任せる場合もあるので、長男という理由だけで結婚候補から除外するのはもったいないのです。
あまり長男という点を気にしすぎないほうが視野が広がり、今後の婚活もうまくいくので参考にしてくださいね。