一度離婚したけど、まだ結婚できる年齢だしもう一度素敵な人と出会いたい!
「バツイチ同士だと上手くいく」って聞いたことがあるけど、どうしてなんだろう?
バツイチ同士の再婚だからこそ上手くいきやすい、5つの理由って?
離婚をしても、再婚したいと考える人は多くいます。
バツイチ同士で再婚する人も多く、上手くいっている人も多いようです。
しかし、バツイチ同士だからこその問題もあります。
お互いに前の結婚と比べたり、孤独感を紛らわすために再婚を焦ったり、過去の反省を活かせずに同じ失敗を繰り返したりと、気を付けなければいけないこともあります。
今回は、バツイチ同士の再婚で上手くいく理由や、起こりがちな問題、気を付けたいことなどを詳しく解説していきます!
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バツイチ同士かあ~…そんなの考えたことなかったな!
問題もあるけど、案外うまくいくみたい!
今日はその理由を徹底解説しちゃうよ!
目次
このページの要点をざっくり言うと
バツイチ同士の再婚は、初婚同士の結婚より上手くいく可能性が高いです。
その理由としては、相手の気持ちや境遇がわかる、結婚生活の現実を知っているので実際的、お互い結婚歴に引け目を感じずにいられる、などがあります。
しかし、お互いが前の結婚相手と相手を比べてしまったり、過去の反省を活かせず同じ失敗を繰り返すことになったりすることもあるため、気を付けたいところです。
バツイチ同士の再婚は、子供などのいろいろな問題もあるので「事実婚」も視野に入れて、相手と話し合って決めるのもいいのではないでしょうか?
バツイチ同士の再婚の確率はどれくらい?
周りに同じような境遇の人がいないから、なかなか実感がわかない…
実際、再婚率はどのくらいなの?
実は、バツイチ女性の5人に1人が5年以内に再婚しているんだ!
バツイチ同士の再婚率は、どれくらいなのでしょうか?
詳しくまとめてみました。
平成27年
夫妻とも再婚
件数
61,325件
平均年齢
夫
46.5歳
妻
42.7歳
バツイチ同士の再婚の件数は、平成27年の1年間だけで約6万件です。
再婚した時の平均年齢も、夫が『46.5歳』妻『42.7歳』と、40代ぐらいで再婚する人が多いようですね。
各年離婚した者が離婚後5年以内に再婚をした割合
夫
妻
平成19年
28.4%
24.2%
平成20年
27.7%
23.7%
平成21年
27.0%
22.8%
平成22年
26.5%
22.3%
平成23年
26.6%
22.1%
次に見ていきたいのが、再婚率です。
しかし、上記のデータは5年以内に再婚した人の割合で、相手が初婚か再婚かはわからないので、バツイチ同士かはわかりません。
一つ言えることは、離婚しても5年以内に再婚している人は20%を超えているということです。
最近では、離婚や再婚は珍しいものではないので、1回目の結婚で失敗しても再婚は難しくないということですね。
バツイチ同士の再婚がうまくいく理由
バツイチ同士で再婚するほうが、上手くいきやすいと言われます。
その理由としては、以下のようなことが考えられます。
同じ体験をしているので、相手の気持ち・境遇がわかる
バツイチ同士だと、お互いが1度結婚に失敗して離婚する体験をしています。
離婚は体験した人にしかわからないことがたくさんあるものです。
バツイチ同士なら、過去の苦労やつらい思いも共感でき、相手の気持ちや境遇がわかるので、上手くいきやすくなります。
お互いが相手の気持ちに寄り添うことができ、2人とも支え合って生活していこうと考えるでしょう。
確かに、離婚の辛さを分かって貰えるのは嬉しい…!
相手が原因で離婚する場合でも、色々と大変だもんね…
結婚生活に対する価値観が『現実的』
結婚生活に憧れを持っている人だと、理想と現実が違うことがいずれ分かると、相手への不満もでてくるでしょう。
しかし、バツイチ同士の再婚だとお互いに結婚生活の現実を知っているので、理想にこだわりすぎませんし、譲れない点や結婚生活に望むものも明確になっています。
事前にお互いの譲れない点などを伝えていれば、結婚生活も上手くいくでしょう。
また、人と生活するには必ず妥協をしないといけない点が出てきます。
結婚を経験している2人なら、ある種の妥協点なども知っています。
離婚歴に関して引け目を感じずにいられる
前に出会った人にバツイチだって打ち明けたら、めちゃめちゃ引かれて…
バツイチ同士なら、相手もしがらみがないから離婚歴を気にしなくていいんだ!
1回離婚を経験していると、次の結婚相手に申し訳ないと感じる人もたくさんいます。
特に相手が初婚だと、その気持ちが強いようです。
その点、バツイチ同士だとお互い同じ条件ですので、引け目を感じずに堂々と結婚生活を送ることができます。
引け目を感じていると、相手に自分の気持ちを素直に伝えられずにストレスを抱えてしまい、いつか爆発してしまうおそれもあります。
引け目がなければお互いに自分の気持ちを話し合えるので、夫婦生活も上手く行きやすいでしょう。
親も好意的な場合が多く、両親への説得が楽
親からしたら、子供の離婚はショックな出来事で、できれば早く再婚して幸せになってほしいと願っていると思います。
ただ、相手が初婚だとお互いの親に反対される可能性もありますが、これがバツイチ同士の結婚となると喜ばれることが多いでしょう。
応援してもらえることが多いので、再婚を決めたら早めに親に報告するのがおすすめですよ。
自分の短所を知っていて、結婚生活に活かせる
離婚歴のある人は、離婚する際に
「なぜ離婚してしまったのか」と考えることもあるよね。
それが次に繋がっていくんだ!
そっか…あのしんどかった期間も、無駄じゃないんだね!
結婚生活では、どちらか一方だけが100%悪いということは、あまりありません。
たとえ前のパートナーに非があって離婚したとしても、自分に悪いところがまったくなかったとは言えないのです。
最初は怒りや悲しみの気持ちがあるかもしれませんが、時間が経って冷静になるにつれ、自分の短所にも気付くようになってきます。
そして、その反省点を新婚生活に生かすことが可能です。
バツイチ同士の再婚なら、お互い過去の失敗から反省して、同じことにならないように努めます。
「次はない」とお互いに思えるので、何かあっても許しあえることが多いです。
バツイチ同士が再婚する場合に起こりがちな問題
バツイチ同士の再婚だからこそ、起こりがちな問題というものもあります。
お互いに前の結婚と比べられる
「前の人はこれくらいすぐにやってくれたのに」とか言われたら、
辛すぎて家出しちゃいそう!
ぽろっと出る言葉だからこそ、言われるほうは辛いよね。
誰でも、他の人と比べられるのは好きではありませんよね。
特に、それが元妻や元夫だとなおさらです。
良い話でも悪い話でも、前のパートナーと比べられたとわかるとケンカになったり、最悪の場合は離婚になるおそれもあります。
もちろん、自分自身も同じことをしてしまう可能性があることを知っておきましょう。
無意識のうちにしてしまうことですが、少なくとも口にしないことはできます。
心の中で比べたとしても、絶対に口に出さないようにしましょう。
孤独感から結婚を早める決断をすることも
離婚経験者は、1人になった孤独感や寂しさから、つい再婚を焦って誤った決断をしてしまうケースもあります。
新しい恋や恋愛に向けて一番大事なのは、まず離婚の傷を癒すことです。
自分では大丈夫と思っても、実は体も心も悲鳴をあげていたなんてこともありますよ。
まずは少し時間を置いて、的確な判断力と冷静さを持てるようになってから、再婚する相手をしっかりと見つめてみて下さいね。
過去の反省を活かせていないと、同じ失敗を繰り返すことに
離婚した反省を活かせていないと、再婚しても同じ失敗を繰り返すことになりかねません。
離婚した原因をつきとめ、自分の悪かった部分を改めないと、また離婚してしまうことになります。
もし前のパートナーが浮気をして離婚した場合であっても、浮気をさせた原因を自分が作っていなかったか?
性格の不一致の離婚なら、もう少し相手を思いやる気持ちや妥協する点などなかったか?などを反省することは大事です。
次の再婚を成功させるためにも、過去の反省を教訓にして、同じような失敗を繰り返さないようにしましょう。
自分の悪かった部分…そういえば、何で離婚なんかしちゃったんだろう…
相手から離婚を持ち出された場合は、その原因も考えてみたほうがいいかも…
子連れの場合、子育てが難しいことも
自分に子供がいなくても、再婚相手に連れ子がいれば、自分も子育てをすることになります。
今まで経験がないのに、いきなり子育てをするのは大変ですよね。
また、連れ子ではなくても相手に子供がいる場合、養育費を支払わなければいけないケースもあります。
これらは再婚する前にしっかりと話し合いをしておきましょう。
いくら離婚しても、子供の父親と母親は変わらないので、養育費を払ったり面会をしたりすることになります。
養育費の支払い金額や面会ペースなどの決まりごとは、必ず話し合って決めておきましょう。
結婚式を挙げるかどうかで悩んでしまう
バツイチ同士の結婚で起こりやすい問題の1つに「結婚式」があります。
どちらにとっても2度目の結婚となると、「式は挙げなくてもいいよね…」という雰囲気になりがちです。
しかし、たとえば女性が「2度目でもちゃんと挙げたい!」と思っている場合、2人の間で揉めてしまうこともあります。
さらに、双方の親まで口を出してくると、より複雑化するでしょう。
また、「式は挙げるとしても披露宴はどうするか」という問題もあります。
お互い2度目なので、友人や知人を招待しにくいと感じ、披露宴はやめておくことが多いのですが、前回の結婚で披露宴をしたかどうかによっても変わってきます。
一番いい形になるよう、2人でよく話し合うことが大切ですね。
バツイチ同士は結婚しない選択もあり?事実婚ってどれくらいいるの?
バツイチ同士だと、わざわざ結婚まではしない人も多いって聞いたんだけど…
実際、事実婚の人もそこそこいるものなのかな?
かなり少ないけど、いないわけじゃないよ!
事実婚をしている人は、日本ではまだまだ少ないです。
実際に、事実婚をしている人はどれくらいいるのでしょうか?
結婚
5.9%
事実婚
0.4%
上記の数字は平成21年3月の調査で、18~24歳の青年が回答した結果になります。
結婚が『5.9%』に比べて、事実婚は『0.4%』です。
事実婚の割合はすごく少ないことがわかりますよね。
なぜ日本では、法律婚に比べて事実婚が進まないのでしょうか?
まず事実婚とは、実際は夫婦関係と言える男女が入籍をしていない状態のことです。
入籍していないだけで、法律婚と同じように扶養に入ったり、夫婦として住宅ローンなどを組んだり、携帯電話を家族として契約できたりするため、実際の関係は法的な夫婦とあまり変わりません。
大きく変わるのは、夫婦で姓が違ったり、義理の親と家族関係にならなかったり、別れても戸籍には影響がなかったりすることなどです。
一見するとメリットが多そうな事実婚ですが、デメリットもあります。
特に一番大きいのが、子供の問題ではないでしょうか?
事実婚の夫婦に子供ができると、基本的には母親の戸籍に入ることになり、父親は子供を認知する形になります。
認知をすれば、子供には相続権も発生しますし、一緒に暮らしていれば普通の親子そのものです。
しかし、正直なところ今の日本では法律婚が一般的のため、夫婦が一緒の名字でなかったら周りでとやかく言う人はいるでしょう。
また、親や親戚などにも事実婚を認めれらにくいことも多く、そういった事情で日本では事実婚が進みにくいのではないかと思われます。
しかし、これらはあくまで一般論なので、お互いでよく話し合い、親や親族の許可をもらえれば、バツイチ同士の再婚で入籍せずに事実婚の形をとるのもひとつの選択肢ではあります。
バツイチ同士が結婚を決めた時に気をつけること
バツイチ同士が再婚を決めたら、何に気をつければいいのでしょうか?
注意したいポイントをまとめてみました。
離婚原因をお互いに明らかにしておく
離婚原因を聞くことは、相手の傷口を広げるようでなかなか聞きにくいですよね。
しかし、結婚を決める前にお互いに明らかにしておくべきです。
離婚原因は、新たな結婚生活に上手く活かすことができます。
たとえば離婚原因が借金だったら、お金の管理に気をつけるべきですし、浮気が原因だったなら「次こそは浮気しない」ことを誓ってもらわなければいけません。
いずれにしても、再婚して夫婦になるなら隠し事がないほうがいいですよね。
過去の結婚相手の話題をお互い口にしない
確かに、過去の人のことをあれこれ持ち出されたら嫌になっちゃう…
ケンカの原因にもなりやすいから、あんまり話さないようにね!
過去は過去、今は今と、気持ちを切り変えなければいけません。
そのため、離婚原因をしっかりと聞いた上で再婚を決めたなら、お互いに過去の結婚相手の話題は口にしないようにしましょう。
過去の結婚相手と比べることは絶対にダメです。
また、元夫や元妻と結婚していた時の物を「もったいない」とか「物に罪はない」などと言って、新居でも使っている人がいますが、基本的には再婚を決めたらすべて捨てましょう。
自分は平気でも、相手が嫌な気持ちになってしまうことは多いと思います。
前の結婚生活で使っていたものは捨てて、2人で新しく購入しましょう。
また、バツ2以上の場合は特にこれまでの相手の情報が多いため、ついエピソードが混じってしまったりして、ケンカになりがちです。
相手を傷つけないよう、配慮してあげて下さいね。
子連れの場合は子供の意思も尊重する
もしあなたに子供がいたり、相手に連れ子がいるなら、再婚する時に子供のことも考えなければいけません。
子供は大人の事情で、振り回されることになります。
子供の本音をきちんと聞いてあげましょう。
「本当は転校したくない」とか、「再婚相手と親子と思いたくない」などの不安や不満を見過ごさないようにしてあげて下さい。
バツイチ同士の結婚におすすめの婚活方法3選
「バツイチ同士の再婚ってメリットが多そうだけど、そういう相手とどうしたら出会えるのか分からない…」という方もいますよね。
普段通りの生活を送るだけでは、「結婚願望のあるバツイチ男性」とめぐり会うのはなかなか難しいと思いますので、やはり積極的な婚活が必要です!
ただ、婚活市場には全体的に初婚の人の方が多いため、できるだけバツイチ率の高いところを狙っていきましょう。
バツイチ同士の結婚におすすめの婚活方法は、以下の3つです。
それぞれ、くわしくご紹介していきます。
結婚相談所|再婚活に強い相談所がおすすめ!
真剣に再婚を考えている方にとって、結婚相談所は心強いサービスです。
決して安くはない会費を払って入会しているため、結婚に対する本気度でいえば間違いなくナンバーワンだと思われます。
ただ、結婚相談所もそれぞれ特色があり、中には初婚の人だけを対象とするところもありますので、「再婚に強い相談所」を選ぶことが大切です。
最近は、バツありの人の結婚を積極的に応援する相談所も増えています。
特に敏腕カウンセラーのいるところなら、再婚活に役立つアドバイスをたくさんもらえるはずです。
公式サイトや、代表カウンセラーのブログなどをじっくり見ると、会員の年齢層や傾向が見えてきますよ。
再婚活に強い結婚相談所かどうかをしっかり見極めて、まずはカウンセリングに行ってみましょう。
知人の紹介:事情を知っている友人の紹介は頼もしい!
バツイチ同士の出会いにおすすめなのが、共通の知人の紹介です。
知人の紹介のいいところは、素性がはっきりしていて、条件面・性格面で問題の少ない相手と出会いやすいことです。
信頼の置ける知人の紹介であれば、おかしな相手とめぐり会うリスクは低いですよね。
また、知人の手前もあって、遊びではなく真剣交際につながりやすいメリットもあります。
もし、信頼できる顔の広い知り合いがいたら、事情を説明して、「いい人がいれば紹介してほしい」とお願いしてみましょう。
もちろん、いい人を紹介してもらうためには、自分自身が誠実できちんとしていることが大前提です。
「この女性にはいい人を紹介してあげたいな」と思われるよう、日ごろから評判の良い女性でいることが大切です!
婚活アプリ~同じ境遇の相手を簡単に検索できる!
手軽に利用できる婚活アプリも、使い方によってはバツイチの方におすすめです。
アプリには色々な人がいるため、相手を見る目が求められますが、利用人数の多さは最大のメリットと言えます。
もちろんバツイチの人もたくさんいますし、条件で検索することで簡単に見つけられるのは非常に便利です。
「子供の有無」なども検索条件で設定できますよ。
また、遠方まで含めて出会いを探せるのもアプリの利点です。
普通に生活しているだけでは絶対に会えないような地域にいる人とも、ネットなら簡単につながれます。
最初はメッセージ交換から始めるので、お互いのことをゆっくり知り合った上でデートできる点もメリットです。
今は色々なアプリが出ていますが、恋活ではなく婚活専用で、できるだけ年齢層が高いアプリを利用することをおすすめします。
素敵な相手に出会える!再婚活におすすめの婚活アプリ
まとめ:バツイチ同士はうまくいくことも多いが、結婚のタイミングは慎重に
バツイチ同士の再婚は上手くいくことが多いですが、前の失敗から得た教訓を生かせないと、また離婚を繰り返すことになりかねません。
バツイチ同士は同じ体験をしているため、相手の気持ちや境遇がわかったり、結婚生活に現実的に取り組めたり、結婚歴に関して引け目を感じずにいられたり、といったメリットがあります。
しかし、お互いに前の結婚相手と比べてしまったり、孤独感から結婚を焦ったり、過去の反省を活かせられなくて同じ失敗を繰り返してしまったりするなど、バツイチ同士の再婚だからこそ起こる問題もあります。
そうしたことをあらかじめ知っておいて、お互いに気を付けるようにすれば、きっと上手くいくはずです!