婚活市場における短期ゴールといえば言わずもがな、素敵なお相手と出会い、結婚すること。
この目標を達成すべく、婚活女性は仕事に家事にプライベート、自分のメンテナンスなどで忙しい中、婚活のための時間を捻出し、トライ&エラーを繰り返し、傷だらけになりながら結婚相手を探しているわけです。
そんな婚活女性がいざ素敵男性とお付き合いを開始しプロポーズを受けると、その瞬間、「私の苦節XX年間の婚活がやっと報われた!!」と、勝手に婚活終了モードになってしまいがちですが、ちょっと待って!!実は、プロポーズを受けた後にはもう1つ、忘れてはならない関門があるのです。
それが「両家の両親」。
お相手にプロポーズされたとしても、その後両親から反対されてしまうと、順調に思えた結婚までの道に、急遽黄色信号が灯ってしまう可能性も・・・。
今回は、親に結婚を反対された時にとるべき対処法について重要なポイントを伺います。
親に反対されたからといって、結婚が終わるわけではない
私の周囲の友人は、親の反対によって婚約破棄した子もいれば、親の意見は無視して強行突破で結婚。
その後何年かの結婚生活を経て、最終的にお相手のご両親からも好かれるようになった、なんて子もいます。
親に反対を受けたからといってそこで全てが終わり&結婚できない、というわけではなく、親から反対を受けた後のストーリーは、本当に人それぞれなんですよね。
そんな数々の事例を見ているからこそ、私は「親に結婚を反対されたら結婚を諦めるべき」とは思いません。
社会的に責任のあるいい大人同士の結婚なのですから、当人同士にそれ相応の覚悟があるならば、親の意向は気にせずに結婚してしまう、というのも1つです。
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親に結婚を反対された時に確認するポイント3つ
でも・・・、親の反対を押し切って結婚した夫婦は、みんなハッピーエンドを迎えているのかというとそんなことはなく、結婚後に問題が色々出てきて、最終的に離婚に至っているケースも少なくない、というのが現実。
今は昔に比べて、家(親)のために結婚するなんて時代ではありませんが、それでもなお、結婚における親の影響は無視できません。
というわけで、今日は、親に結婚を反対されている場合に考えたい3つのポイントをお伝えします!
ポイント1:反対される理由は解決できるものか?
まず最初に確認すべきポイントは、親に反対されている理由が、今後努力で解決出来そうなことなのか、そうじゃないのか。
例えば、親に反対される理由が「宗教関係」であった場合。
これはもうどうにもならないですよね。
同じ宗教でなければ結婚を認めない、という親のような場合には、どちらかがその宗教に入信する必要が出てきますが、それが可能なのかどうか、慎重に考える必要があると思います。
一度入信すると、そこから抜け出すのは至難の業で一生ついてくる問題になるわけですから。
お相手男性を好きな気持ちと合わせて、今後ずっとその状態が続くことを考えて冷静に判断する必要がありますね。
あとは、「家柄」で反対された場合。
これも努力で解決できることではないので、無理に結婚したとしても、その後のお付き合いの中で、家柄の違いによる軋轢が生まれる可能性が高くなります。
一方で、お相手との年齢差、お相手のステイタス(既婚歴有、子持ち等)について反対されている場合は、考えようによってはまだ改善の余地があります(詳細は、次でご説明します。)。
ポイント2:反対した親の気持ち
2つ目の確認ポイントは、反対理由の背景にある親の気持ちです。
例えば、お相手と10歳程度の年齢差があり、それを反対されている場合、年齢差は絶対に変えられないことなので、ともすれば1点目で事例として挙げた宗教、家柄と同様、「解決できないこと」に分類されそうですよね。
年齢差については、どう頑張っても絶対に縮めることが出来ないわけですから。
でも、ここで少し立ち止まって考えてみてほしいのです。
親はどんな気持ちから、年齢差を反対しているのだろう、と。
単純に昔ながらの考え方で年齢差がありすぎるのが何となく世間体が良くないと考えているのか、年齢差によって将来的に経済不安が出てくることを危惧しているのか。
仮に反対理由が経済面の不安から来ているということがわかれば、その経済不安を解消できることを親に説明できれば、親の不安は和らぐかもしれません。
親の気持ちを「因数分解」することが大切
これは、お相手男性のステイタスに対する反対についても同様です。
例えば、お相手男性がバツイチで子供がいる場合。
既婚歴があること、子供がいることについてどんな背景から反対されているのか、反対理由の裏にある親の気持ちを可能な限り因数分解して理解することで、その一つ一つの反対要因を潰していくことが可能になります。
例えば、「既婚歴がある人は信頼できない、また離婚するんじゃないか」という理由だったとして、それは、お相手男性に対する不信感と娘に不幸になって欲しくないという親心から来るものですよね。
なので、そんな親の不安には一定の理解を示した上で、お相手男性は一人の女性と長期的な関係を築いていくことが出来る、ということを示していく必要があります(これは一定の時間を要する場合もありますが)。
あとは、お相手男性に子供がいることを反対されている場合も、どんな理由から来ているのか、親の意図がどこにあるのか探る必要があります。
他の家庭に子供がいるような男性というのを心情的に受け入れられないという親御さんもいるでしょうし、口に出さないものの慰謝料のことが気になっているのかもしれません。
この辺りを丁寧に会話して相手の意図を探ることで、それが自分たちの努力で改善に向かうことなのか、かなり時間をかけても難しそうなことなのか見極めることができるのです。
ポイント3:反対された当事者の気持ち
そして3点の確認ポイントは、当事者同士の気持ちです。
冒頭でもお伝えしたとおり、大人同士の結婚にとって一番大事なのは、当事者同士の気持ちです。
上記で述べた2点について考えたとして、結局のところ、それをふまえて結婚に向かって努力するのかしないのか、これは全て当事者である二人の気持ちにかかっています。
同じような理由で親に反対されているカップルでも、出す結論は様々です。
親に結婚を反対された時には、つい感情的になりがちですが、反対された理由に一喜一憂して当事者間の関係性が悪化するようでは、次への一手を考えようがありません。
なので、親に反対された時こそお互い冷静に、親がどんな理由から反対しているのかをしっかり理解した上で、お互いの気持ちをもう一度確かめ合う必要があります。
相手のグラつきは見逃さない
ここでお相手男性の気持ちがグラついているように感じたり、お相手男性がなんとなく親の意見の肩を持っているように見える場合には、要注意です。
結婚前という一番お互いの気持ちが高まっている状態で、どちらか一方の気持ちがブレるようであれば、仮に無理やり結婚まで押し切ったところで結婚後の生活が上手くいかなくなることは目に見えています。
親の反対を受けて二人の関係がギクシャクしてしまい、お相手からも結婚に向けた勢いを感じられない場合には、悪いことは言いません、自分のためにも手を引きましょう。
まとめ:感情的になりそうな時こそ、ひと呼吸おいて
本日は、親に結婚を反対された場合に考えたい3つのポイントについてお話させて頂きました。
親から反対を受けたからといって即座に結婚を諦める必要はありませんが、かといって、何も気にしないというわけにもいかないもの。
親に反対されて気持ちが感情的になりそうな時こそ、一呼吸おいて冷静になりましょう。
こういった時の対応によって、当事者であるお二人の仲が試されているとも言えるわけですから。
Ameba公式ブロガー花凛さんの「ブロガー花凛シリーズ」
第1回:普通の男がいない!
第2回:実家暮らし男性との結婚
第3回:自立した女性はモテない?
第4回:親に結婚を反対されるのはなぜ?